よく、ED(勃起不全)とインポテンツを同様に語られることが多いですが、両者は微妙に違います。
インポテンツとはドイツ語で「性交不能症」という意味。ED(勃起不全)は、中折れや勃起に時間がかかるなどの勃起の不調も含まれますが、インポテンツは完全に勃起しない、セックスが出来ないことを指すようです。
インポテンツの原因とは?
完全に勃起しない、性的な刺激を受けてもペニスが反応しない。そのようなインポテンツの症状の原因とは何なのでしょう。
ほとんどの場合が心因性のものだと言われています。若い男性の場合は、セックスに対する罪悪感や、女性からバカにされた、なじられたなどのトラウマが原因になってインポテンツに陥ることがあります。また、仕事などからのストレスがきっかけとなり勃起不全となったものの、その状態に対して男性としての自信を失い、それが完全勃起不全、つまりインポテンツに進行してしまう、という場合もあります。
勃起するにはリラックスの神経と言われる副交感神経が優位にならなくてはなりません。したがって、セックスに対しての緊張や不安はインポテンツの原因になりやすいのです。
他にも、手術や怪我による神経の損傷、さらには勃起に必須の男性ホルモンの不足など、器質性の原因もインポテンツを引き起こすとされています。
心因性?器質性?インポテンツの対策とは?
心因性のインポテンツ、つまりはセックスに対しての緊張や不安が原因の場合、その原因を取り除くことが対策だと言えます。医師に相談して、心因性のインポテンツだと診断されると精神安定剤などを処方されることがあります。軽度の場合、そういった薬の服用だけで症状が改善することもあるでしょう。
しかし、1番の対策は、パートナーに協力してもらうことです。セックスでリラックスできない、相手を満足させられないのではないか、そういった不安や緊張があることをパートナーに素直に告白して、不安や緊張を取り除けるように協力してもらいましょう。心因性の場合、それだけで劇的に症状が改善することがあります。パートナーがいない場合は、風俗店を利用することも有効な場合があります。
一方で、男性ホルモンの不足など器質性インポテンツの対策としては、食生活や運動習慣などの生活習慣の改善が必要です。高カロリー高脂肪の食事をあらため、レバーや牡蠣、玉ねぎやにんにくなどの男性ホルモンや生殖機能を活性化する食べ物を積極的に摂りましょう。
そして、筋トレなどの無酸素運動をすると、男性ホルモンが増えると言います。
まとめ
インポテンツの原因は緊張や不安など心によるものと男性ホルモンの不足によるものからきています。そのためリラックスした状態でセックスをするように心がけましょう。その際にはパートナーにも協力してもらいましょうね(^ω^)
また男性ホルモンを増やすには健康的な食事を摂ることと適度な運動をすることが必要です。生活習慣を見直し、インポテンツを改善していきましょう。