EDの対策・治療

うつ病はEDにも影響する!?

うつ病はEDにも影響する!?

EDの原因にもいくつかあります。
今回はその1つと言われている「うつ病とEDの関係」についてお話していきます。

EDとうつ病

1人でいる男性

うつ病とEDの関連性は、1970年代後半ごろから指摘されています。1990年代後半には、非ED患者と比べて、ED患者ではうつの有病率が2.6倍であるとの報告もされています。

EDとうつ病は、双方向に関連しあっています。EDには大まかに3つに分けられています。
身体的な機能不全からくる「器質性ED」、メンタルに起因する「心因性ED」、特定の薬によって引き起こされる「薬剤性ED」です。
うつ病は、これらのいずれの可能性もあることが分かっています。

抑うつとED

悩む中年の男性

うつ病は、その名のとおり憂鬱な気分になり、何事にも意欲がわかなくなります。それは性欲減退にも繋がり、そこからEDにつながる可能性があります。
これが心因性EDの代表的な症状といえるでしょう。

勃起は性的興奮が脳から陰茎に伝えられることで起こります。
ですが、うつ病などで性的興奮を脳が十分に感じない場合、脳からの性的刺激が陰茎に伝わらず性器海綿体動脈は拡張せず、勃起にも至りません。

うつ病の場合の多くは、バイアグラをはじめとするPDE5阻害薬の効果が出ることが多いです。
しかしながら、強い抑うつ気分を認める場合や特定の向精神薬などを服用している場合には効果が十分にでないこともあります。

抗うつ剤の影響

うつ病の治療に使用される薬の中には、性機能を悪化させるものがあります。現在、抗うつ薬として最も良く使用されている「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」は、中枢神経系でセロトニンを増加させます。この影響で性的衝動に関わるドーパミンの作用は抑制されてしまいます。
またいくつかのSSRIでは、射精を抑制する作用があることも分かっています。この作用は逆に利用され、早漏治療のためにSSRIを応用する事例もあります。

薬箱

従来では、抗うつ剤を服用している方のED治療は困難とされていました。しかし、PDE5阻害薬が認可されてからは、事情は大きく変化しました。
SSRIを内服している方でも、PDE5阻害薬の有効性が認められたためです。

とは言っても、内服している向精神薬の種類によっては、PDE5阻害薬の効果を低下させることもあるため、併用薬については慎重に検討すべきです。

治療にむけて

抑うつ症状の度合にもよりますが、バイアグラなどのPDE5阻害薬の有効性が高いため、効果が出るか、試してみてはいかがでしょうか。

もし効果がない場合には、服用している抗うつ剤について見直したり、強い抑うつ症状がある場合には、心療内科で主治医の先生に相談をする必要があります。

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